我愛西安 観光と生活情報

西安駐在 中国秘境巡り

 広西チワン自治区 道ゆく風景

広大な大地 車窓から見える風景

村々を回る 獅子芸人

農村の副収入 手作り笊満載

丹念込めて育てた豚が 出荷される光景

いつでも手を挙げると乗せてくれる 三輪バス

生産量65%を占めるサトウキビの積荷 

サトウキビは水代わり クチャクチャ噛み甘い水分を吸い

吸い殻を吐きだします。みんな大好き 水分補給〜

野生バナナ こんなにバナナって美味しかったんだ

大地の恵み 収穫風景

肥沃な地は心まで大らか すぐに声をかけてくれます

刈入れ作業 おひる時 通りかかると

一緒に食べていきな 〜ご飯をついでくれ

おかずは 豚肉と地元の豆、瓜と青菜の煮込み

みんなで食べると美味しいね〜 

そして 中国最大の少数民族チワン族の原住地 

東南アジア風の辛い麺 種類も豊富

チワン伝統の漬物が何種類も入った辛酸麺 豚足入り

豚の皮をカラカラに揚げ ここでは麺は米から作ります

ふぅーとっても辛い・・ あ、子どもは平気で食べている〜


今日の西安 曇 4℃〜−1℃ 来賓 雨後曇 20℃〜9℃
広西チワン族自治区貴港市平南大安鎮 

大安古建築遺跡 1600年代の古建築群が広がり 

大王廟 この地の仏教寺として最古のもの

日本のみなさん 是非お越しください 〜受付の人から

 謎の遺跡 塔のある小学校

広西チワン自治区 岑渓市南渡 

知り合った長寿が案内してくれた遺跡がある南渡小学校

放課後 門は閉っていたが 鶴の一声 門は開かれた

何だこれは・・ これが小学校の中・・

あ、本当に学校だ、教室が端っこに

トウ公廟 創建明代 廟を守るために学校を建てたんだ。

子ども達の中 いつまでもこの地を 守り守られ

おじいさん 連れて来てくれ、ありがとうございました。

会えなかったけれど 子ども達 勉強頑張ってね!

そして もうひとつ 連れて行ってもらった場所

ウェイ阻公 973年に南義州3県は岑渓県に統合された時

渦巻の川から渡ってきたウェイ一族が開発に勤しんだ記念碑

東塔 桂平市尋旺村 東塔小学校内

看板から農道を30分位 歩きます

のどかな農村 隆鎮を通り のらちゃんがたくさん 

みんな驚いて〜でもとっても親切 塔は村の学校の中だよ

本当だ、塔が小学校の中に 丁度休み時間、覗いてみよう〜

うわぁー 日本人だって!!

教科書でしか知らなかったけど 私達とおんなじ顔だ

一緒に大はしゃぎ すっかりお友達になりました

塔創建は明代 謂れ不明 管理者の地元語が理解できず

塔の中は狭く、きゅうな階段ですが上まで登れます

子ども達の校舎が、反対側に九江のひとつ潯江が悠々と

塔は灯台の役割をしていたのかもしれません

子ども達、ありがとう 授業始まっちゃうよ〜

学校前の商店 先生も生徒も此処で買い物を
放課後は 賑やかなんだろなぁ〜。


今日の西安 小雪 4℃〜−2℃ 今冬は冷え込みが厳しいそう
広西チワン自治区・来賓 曇 22℃〜16℃ サトウキビ収穫真っ盛り

村で唯一の冷蔵庫 阪神タイガース 
甘いアイス 子ども達の夢がいっぱい詰まっていました。

 時代が交差する 騎楼の梧州

広東省から広西チワン自治区の玄関口 梧州 人口305万人

19世紀に造られた騎楼建築

西洋とアジアが交差したかのような装飾
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西江、郁江、桂江の合流点であり古代文明が栄えた。
鑑真(がんじん)がここから海南島に渡り奈良へ向かっている
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美しい街並みは開発で霞んでいた。
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梧州龍母太廟 北宋朝初期 近年改装済み 入場料30元

中山記念 中国で数ある中山記念堂の中で一番最初にできた
孫文が北伐を興すため、交通要衝梧州で軍事会議を三回開いている。

安平新石器遺跡があるときき 向かいました。

梧州安平鎮 訪問者にみんなびっくり 

バスの中から 何処行くの〜声をかけてくれ

本当にここは有名なの?女の子の輝いた目が忘れられません

そして ここが安平新石器遺跡出土現場

発掘作業は女手で行われているようです。

作業は 男は出稼ぎに出ているので女性だけだそうです。 
土をふるいにかけ 丁寧に作業は進められていました。

梧州岑渓市 漢代は南越国の領域に含まれていた

花果山古墓群 漢代の墓跡 後も墓場であったようで

発掘作業中に壊されたのか そう古くはない骨壷の欠片が・・

悠久の歴史を刻み続ける村々

次回は村の長寿が連れて行ってくれた
秘境の歴史遺跡を 記載します!



広西チワン自治区 来賓 曇 26℃〜9℃ 乾燥しています。
ホテルに入るとき エイズのパンフレットをもらいました。

それほど深刻なのかと 心が折れそうになりました。

発展・・貧困地帯の小学校

広西チワン自治区真ん中 内陸の道をゆく


改革開放 名のもと 自治区内の町々

美しい田園風景も 発展真っ只中・・

開発に伴い 大気汚染も深刻

・・・生活苦からの森林伐採

発展と貧困が交差する

村々には お年寄りが残され

若いちからは 発展に貢献し労働力とし出稼ぎに

何処に行っても こどもは元気いっぱい

そして 自治区内陸の小学校の子供達

山奥の少数民族の村から 山間の小学校で生活する

子供達で 火を起こし炊事

ちからを合わせて煮たきします

水は近くの川に 順番に汲みに

無邪気で可愛い子供達 見知らぬ訪問者におどけてハシャギ

女の子の唯一の遊び道具 みんなで作った縄跳び

男の子は自作メンコで遊んでいました

みんなで暮らす部屋 ひとつのベットに三人一緒

女の子の部屋は 少女らしい可愛いタオルが

みんな いつも一緒 とっても仲良し

勉強も 一生懸命頑張っていました

私には張りぼてにしか見えない・・街がどんどん造られ

底なしに対中ODA 草の根という名の無償援助

そんなものと 全く無縁な人々の暮らしが溢れ

子供達との 別れに寂しさと 

ことばにならない一抹の虚しさがつきまとい・・・


今日の西安 晴 8℃〜−5℃ 乾燥が厳しいそうです。
広西チワン自治区・来賓 26℃〜8℃ 寒暖の差が堪えます。

一帯の地形 無数の山々が続く 無名遺跡を多く発見し
また人々の困難な生活にふれ 心がふるえ・・。

ひとり旅を続ける私に 色々な場所で助けてくれる友人ができ

家族が現れ 誰も知らない秘境地へ案内してもらい

優しいひとたち 巡り合い、囲まれて

※次回から此処までの足取り、立ち寄った町 遺跡を記載していきます。

少数民族の村へ 日本のルーツ

広西チワン族自治区 約5万年前の旧石器時代 
柳江人、白蓮洞人の活動地域

梧州市にも 旧石器木鐸遺跡 広信県新石器遺跡など

大量の出土品が発掘され その場所に行くのに困難を極め

何度も迂回、 前の車から煉瓦が飛んできたり

梧州市長州竜華村 約4万〜5万年前の旧石器遺跡が

チワン族の移住区 滅多に外部者は来ないので 

驚かれ、怖がられ ・・どうしたらいいんだろう・・

あ、向こうで縄跳びをしている

みんな こんにちは! 一緒に遊ぼ!

日本の子ども達とおんなじ笑顔 無邪気で可愛くて

子ども達と打ち解けたおかげで 皆笑顔になり

出土現場を教えてもらえました。

あ〜みんなついてくる 〜笑

野犬がごろごろ かじっちゃあだめだよ〜

一時間位歩き 子ども達は疲れたのかな、村に戻り

ここが石器が百単位で発掘された現場らしい
出土品は都市部の博物館に保存、展示され 
石碑位建ててくれればいいのに・・村から出た宝なのに・・

そろそろ出発の時間 あれ、子ども達、何をしているんだろう?

一斉に ・・かえっちゃあだめ!!・・とおせんぼ

子供たちの置かれた立場 普通語を話すように・・

中国語がうまくなっても 

チワン語を忘れないで

チワン族・壮族 チワン族は古代から中国に住む
最大の少数民族 言語はカダイ語族に属するチワン語
話すが同化政策がすすみ母源語は急速に忘れ去られている。


今日の西安 晴 7℃〜零℃ 玉林 曇 29℃〜17℃
これは チワン族の村で売っていた落雁

まったく日本のらくがんと同じ味 歯触り
風習や顔や体系が 何となく日本人に似て 
懐かしさが ・・もしかして日本のルーツ?

秘境古城 家族から兵隊をだそう!

封開 ここは広東省と広西チワン自治区の省境

賀古道と湘桂水道と呼ばれる唐代以前の中原の漢人
嶺南(今の広東)に入る時に通る重要な場所

古代の道は 今もしっかりと健在です。

・・此処には ふたつの知られざる城壁の村が・・


封開県城江口鎮省境から 二時間位ゆくと 見えてきた

これは国民党代・司令部の建物らしい 門をくぐり更に進むと

封州城跡 創建 宋代

うわぁー日本人が来た! 子ども達が集まり大騒ぎ

ずっと後をついてきて〜笑

一緒に城壁に登り 子ども達の住む 城内の村を望む

城壁は南門を中心に両サイドに残っています。

放し飼いの豚さんがのんびりお散歩

一人の子供のお母さんが「村の宝を見せてあげる」と

宋代に造られた仏像の首 長い年月 幾度と重なる戦火
文化大革命から守りぬいた唯一 村の宝 守り神

子ども達 この写真は絶対に あなた達の手元に
届けるからね。ありがとう・・そしてさようなら・・

 

開建古城 封開県南豊鎮 創建宋代 

南門は原形を留めている ・・大きなスローガンが掛けられ 

家族からひとり 軍に兵を出す家は光栄だ・・・

余程、来客が珍しかったのか 城壁の説明してくれました

私はここで壮絶な歴史と遺跡跡を発見することになり
内容は ・・後に記します。・・

ツタが絡まり 朽ちてゆく城壁

人々の責任と言われても 

一体 なんのちからが・・ なんの責任が彼らに

あるのでしょうか・・・


今日の西安 晴 8℃〜零℃ 広西チワン自治区玉林 晴 27℃〜18℃
広東省の友人が軒並み新型インフルエンザに感染しました。
流行しているよう ご旅行の際は 十分にご注意ください。

広東省肇慶市内繁華街に宋代・端州城壁があり
 一大観光地ですが 今回は行きませんでした。
 

地球の歩き方・中国秘境編 買春やめませんか

今回は中国秘境巡りに行くための注意事項などを記載


広い中国 発展著しい大都市部 地方都市は日本と変わりなく
なんの問題もありません。・・しかし奥地に行けば行くほど

心配なのは肝炎 衛生観念は遥かに違い

消毒済みのシールが貼った食器 どんな消毒をしたのか不明

タンを床に吐きながら食べている人も

※食事は完全に火が通っているもの 割り箸は持参する

これはぬるかったので食べるのをやめました。
カップ麺 インスタント食品を持参することをお勧めします。

きのう 戯れていた犬が

断末魔の叫び声とともに 解体され

※食文化の違いを理解する 犬は家畜です。猫も同様

田舎、奥地へ行けばいくほど 故・毛沢東主席は

尊敬され崇拝されて、また抗日反日も相当きつい
※覚悟を決め相手の話を聞く姿勢が大切 話せば解り合える

一家に必ずと言っていいほど 軍関係者がいます。
※彼らの愛国心、忠誠心を尊重しましょう。


そして・・・旅でよく出くわす 富が弱者を買う光景

広東省のある地方都市 ホテルエレベーターで乗合わせた
中年日本人男性の会話が忘れられない 「大丈夫かな性病?」

「処女を頼んでおいたので平気だよ、たぶん少女だろ」

大都市・広州からと思われる広東人ふたり 薄笑いを浮かべ
少数民族のほうが具合がいい、エイズ気をつけないとね」

獣以下の会話が耳から離れない ・・吐き気がした・・

貧困農村部や少数民族の村から純真で無垢な
可愛い女の子が騙されたり、誘拐され働かされる例が
後を絶ちません 注:写真は農村の女の子 文中と無関係

旅の恥は掻き捨て その場限り 需要があるから供給が・・

子ども達の夢 未来までも奪う

・・・買春やめませんか・・・


今日の西安 晴 11℃〜1℃ 広西チワン自治区・玉林 晴 25℃〜14℃
そして 私の秘境の旅 必需品は

万が一の抗生物質、消毒薬 食事にありつけない時 味噌汁にスープ
チョコレートとコーヒーがあれば極上の幸せ〜。