我愛西安 観光と生活情報

西安駐在 中国秘境巡り

2008-01-01から1年間の記事一覧

笑う門には福来る!王くん恭喜!

出会いは王くんから「日本の雑誌を持っていませんか?」 偶然見た富士山の写真がきっかけで日本語を独学 教材は擦り切れたカセットテープだけ 本を買う余裕がなく私に話しかけてきた・・・・。 そして今日は彼の晴れ舞台に招待された 小さな農村出身 ご両親…

 西安の自慢は城壁です。

こんばんは 中国で旧城壁が完璧に残っているのは西安だけですので紹介します。 隋唐時代に皇城壁を基盤として明代に修築しました。 長さは12kmあり城壁の高さは12mあります。 城壁に登りました。お金は大人は40元 子供は20元です。 南門・永寧門から…

海を渡った新幹線・はやて SLの夢

東北新幹線の「はやて」をベースに製造された高速列車の営業運転が始まり CRH2・はやて号 西安一宝鶏区間 186km 1時間30分で移動できます。 通勤に利用している人が多く駅はいつでも混雑しています 宝鶏駅ではエイズを理解する主旨の大看板が 中国版…

あなたも発見!シルクロード

陝西省は歴史の宝庫 シルクロードの道 歩けば歩くほど発見が続く あ!あれは! 山には無数の洞窟が 中を覗くと 唐時代・北宋時代の石窟 仏像が 山の斜面には何千年も雨風に耐えた摩崖仏 なにか どうぶつだろうか・・ 崩れかけ 泣いているように見える 北魏時…

 誰も知らない蒼い大仏様

親友・ゲイさん夫妻 奥さんの故郷 彬縣 陝西省と甘粛省境 厳寒で川も凍りつき 幼き頃は 天秤を担ぎ三時間山越え水を汲んでいたそう 炭鉱が主な収入源 林檎や梨の産地でもある。 町を抜けて山間に ・・見えてきたのは 大佛寺 大仏さまを囲むように建っている …

ジングルベルはきこえない

つかの間の日本滞在 時間はまぼろしの如く過ぎ去り シルクロードは今日も黄砂に負けない太陽が昇りました。暗闇の中のメリークリスマス 長屋の商店街は電気の配電が故障し明かりがないまま・・ マイナス気温 凍える寒さ 練炭ストーブだけで暖を取る みんな懸…

 とうもろこしのメリークリスマス

頬が痛いほど凍りついた釧路で親友をおくり 西安に戻ります。クリスマス・イブからブログを再開します。 コメントありがとうございました。 西安にてお返事を書きます。

 長城に生きる少数民族

やっとここまで来た!やっと会えた! 寧夏長城遺跡 各時代に作られた 戦国秦長城 隋長城 明長城 すべての万里の長城が存在する場所に 枯れた長城の土地を耕す牛たちと 長城の恩恵で育つ子ども達 その姿が朽ち果て崩されようが たくさんの命を守りぬく 万里の…

日本鬼子!

寧夏回族自治区 回族(イスラム教徒)が多く住む平涼 小さな町に宿を取り現地料理店にでかけました 私が日本人であることがわかると さぁと顔色が変わり 日本鬼子!・・怒りで体が震えています。 初めて会う日本人に思いの丈をぶつけ 店中の目線が釘付けにな…

崩れる・・遺産が

甘粛省慶陽 四大石窟の一つ 北石窟寺 北魏代から清に至るまでの造像総数2250体 龕が295箇所 色合いが残る龕壁 仏像 近年の急激な気候変動 災害 地震などで 崩れていく・・先月の土砂崩れで大仏様も被害を受けた 七佛と菩薩の佛洞165窟は地震被害が膨大、閉鎖…

長城と共に 動物達も

・・万里の長城と共に走り甘粛省に・・偉大な壁は今でも人々の暮らしの横に横たわっていた 万里に守られ、万里を守る・・そんな忠犬・ドウドウ 滅多に人が来ないせいか ・・・驚き警戒する猫 いつの時代からかずっと長城と暮らしている親子 頑丈な万里の長城…

 幻のシルクロード 最古のみち

古代交通要路遺跡・秦直道 紀元前212年 世界で初めてのこうそく 泰の時代 すべての道は始皇帝の都・咸陽に繋がっていた いつの時代からか先祖代々 この横のヤオトンで道と共に歩みこの道はただの道ではない 万里の長城と同じ版築工法で作られコンクリート以…

 文化大革命は本当にあったんだ!

西安の名所・鼓楼で文化大革命のスローガンが発見された。 人民解放軍の聖地・陝西省各地で文化大革命の足跡が残る 中国共産党星のシンボル スローガン土地も農作物も公平に 配給を分配する監査役だった 農業集団化のための人民公社(政社合一)の建物 そし…

無名の世界遺産 

映画の舞台のような米脂 900年の歴史を残す 柔遠門が生活の中に悠々たる姿を映し 何一つ変わらない 時間がとまったような優美な街並み ひとつひとつの家が歴史を守り生き続けている だれも知らない世界遺産 そんな気持ちになり歴史にふれ いつの時代のものか…

 砂漠のヤオトン 蘇る道教

陝西省楡林から米脂に向かう途中 あ!あれはなんだろう・・・ 荒地の小さな村 農作業をしているツェンさんに尋ねました 「村にお客さんがくるなんて珍しいね。」 次々人が集まって 道教寺はおじいさんが生まれるずっとずっと昔から村に君臨していた 文化大革…

破壊と空爆 長城はみてきた

紅石峡摩崖石窟郡 楡林から北4キロ 明代 石窟の大半は文化大革命の時、仏教否定で壊され消えた・・ 壁、天井一面の彫絵も すべて削り剥がされ破壊 壊せなかった・・きっと紅衛兵も心がいたんだのだろう。 唯一 残った 仏様のやさしいお顔が この地をいつまで…

砂漠の教会

陝西省と内モンゴル境 毛烏素(モウス)砂漠 動物と共に厳しい自然の中で農業を営んでいます。 村に一際 輝く教会がありました 陝西省・戸県の教会 を何度か紹介してきましたが ここは西安から 700キロ以上離れた砂漠の村 1911年 辛亥革命 混乱を極めていた…

 黄砂の万里にて 〜 油田で沸く街

内モンゴルと陝西省楡林 の境 モウス(毛烏素)砂漠 風にのって日本、アジアに降り注ぐ黄砂 以前は厳しい環境の貧困地帯 石炭採掘 新たに鉱物が発見され石油景気に沸き 漢族とモンゴル族が数え切れない争いの歴史 そして もうひとつ・・万里 (後ろに長城の見…

砂漠の地へ

これから ・・・一本道を走り続け 誰も行かない砂漠地帯 厳しい環境で逞しく生きる人々に会いに キャラバンは三人 万が一の食料・水も準備万端 陝西省 甘粛省・寧夏回族自治区・内蒙古自治区(内モンゴル)など ガイドブックにでていない遺跡 砂漠のオアシス…

 レンガの家は壊れない? 麺ロード

西安郊外 西部大開発で必要とされるレンガ工場が密集しています。 黄土高原に広がる煉瓦の山々 釜で焼かれたレンガは地震で倒壊した家々の新しい基礎にも プレハブの校舎は 仮の避難場所 四川大地震の教訓を学び 建築基準が強化されました。少し走ると日本に…

 可愛い!国宝  茂陵博物館

茂陵・西安から約45キロの渭北高原・興平原に 前漢の第7代武帝劉徹(在位前141〜前87)前漢の皇帝の陵墓 茂陵博物館へ ん・・可愛い あ!可愛い 馬も 石魚も 伏虎も 紀元年150年代に作られたもの 当時の人は愛情と尊敬を込め動物を見ていたのか武帝に絶大な…

 暮らしの三国志 イスラム街

三国志の里 漢中街中にホウ徳が療養した東塔 ホウ徳 後漢末期と曹操配下の武将 「我は国家の鬼となり、賊将にはならぬ」曹操への忠義を貫いて 塔児巷・回族街の小学校 校庭に聳える東塔 生活の中に三国志は生き続けていました。 周りはイスラム街 宗教の教え…

三国志を訪ねて 男たちのレッドクリフ

三国志 1800年前に繰り広げられた レッドクリフ(赤壁抗争) 三国志の舞台の一幕となった陝西省・漢中 孔明が北伐時に使用した蜀桟道 古桟道 石門水庫によって水没した褒斜道石門を想い 男達の戦いを長江支流・漢水が見つめてきた 漢中・勉県 木牛流馬処 秦…

 本当に貧困村ですか・・。

対中ODAを1979年開始 総額約3兆円以上のODA実施 両国の発展 友好が益々深まることを願っています。 大使館が資金を供与した陝西省南鄭県城関小学校 をみてきました。 目を見張るような豪華な校舎 大学に少ないクーラーが完備され 数え切れないパソコンと本 …

苗族の暮らし 共産党はやる気だ!

陝西省山間の苗族の小学校 山を越えると四川省 苗族が陝西省に存在している記録は少ない 清時代 貴州省で改土帰流政策に抵抗し敗れ (少数民族首長支配を改め中央任命の地方官支配に帰すこと) 一部の部族が陝西省鎮巴県に逃げた(現在数42戸255人) 漢族に…

 四川省との境・苗族に会いに

三国志の里 陝西省漢中から鎮巴県へ 地震被害にも遭った山奥の苗族の村に向かって 漢中から鎮巴まで峠越えは道のりがよく 景色も絶景 鎮巴から再び峠越え四川省との境・青水郷朱家峰へ ・・ここに外国人が入った記録はない・・ 一週間前にも地震があり幾度も…

 中国の犬事情と子ども達 三国志の地へ

中国内陸部 子どもと犬が共に戯れる姿が 最近は忠実で大人しいチベット犬の繁殖が盛ん 犬を飼う人が増え また野良犬も増え続けて 狂犬病が多発 町ごと犬が淘汰されていることも多く被害が増している。 死亡率 1位結核 2位狂犬病 3位AIDSの順・・・・。 いつ…

 楊貴妃が逃げた道〜此処に

唐の七代目皇帝・玄宗の愛妃・楊貴妃の墓 元々は玄宗の息子の嫁 のちに父親の玄宗の 籠愛を受け貴妃に(745年 天宝4年) 楊貴妃の親類・楊国忠に政務を任せて 豪遊し国政は腐敗しきっていた。 ついに755年(天宝14年)安禄山が(安史の乱)を起こし 玄宗一行…

西安っ子と道教僧

興平県に向かう途中 偶然見つけた道教寺 王重陽 金代の道士。修行を積んだ寺 陝西大魏村(現咸陽市)出身 1113年生〜1170年没。 宗教弾圧の時代 沢山の僧が命をかけ守りぬいた寺 今へと繋がっている 何くんも嬉しそう 道教僧の生活 ここで寝泊り修行 食生活…

 もうひとつの兵馬桶 この村から出たんだ!

西安を代表する悠久の歴史 世界遺産 兵馬桶 もう一つ 新たな兵馬桶が深い眠りから目覚めました 楊家湾漢墓の兵馬俑〜咸陽博物館に 楊家湾の漢の墓から彩陶兵馬俑が そのままの形で出土 約2500体 お顔も一つ々違います。 当時の色彩がそのまま鮮やかに蘇りま…