半坡遺跡博物館 6000年前の新石器時代の部落跡
1958年 中国で初めての遺跡博物館ができた。
1953年から5回にわたって発掘 面積は７万平米位にも達している。
母系社会であった仰韶（ぎょうしょう）文化期
乾いた黄土高原に守られ 当時のミイラが墳墓から発見
居住地は2〜４人単位の生活 推定人口500〜 600人の集落
六千年前の住宅は 遊牧民のパオと設計がほぼ同じ！
陶器製造跡 今でもそのまま使用できそうな形。
この時代の大きな発明は陶器
彩陶 黒彩で魚文・人面魚文を描き
対頂三角文などが描かれ 技術と美的感覚に富み
当時の人の心が偲ばれる優しい造形
黄土は 陶器を何千年も守りぬいた。
骨角器 釣針 黄河流域で魚釣りをしていたのでしょうか。
石器 磨製の重厚な斧 狩猟の槍
遺体の埋葬方法 178体の遺骨が発見され
平均身長169.4cm 死亡推定年齢30〜40歳
半坡地域は当時 粟作農耕・野菜栽培・家畜飼育や漁 狩猟を行い
土器・彩陶などを作る定住生活を営み村落を形成
骨格は華南系とインドネシア系に最も近く
長江文明を担ってきた人々が、北上していた
或いは 華南系の人々が先住民などの説があります。
ん？ どうして母系社会だと解明されたのだろう・・。
今日の西安
晴れ 気温13℃〜5℃
長安の歴史を教えてくれる ご近所の呉さん
暖かな日差しつられ 一緒にお散歩しました。
